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中里郷土の森でヘイケボタルの羽化が始まっています!

2021年6月29日|カテゴリー:中里郷土の森プロジェクト

 中里郷土の森では、開園当初からヘイケボタルの飼育を行っています。6月〜7月はヘイケボタルの羽化の時期。今年も飼育中のホタルの羽化が順調に進んでいます!

中里郷土の森とヘイケボタル

 ヘイケボタルは水田や湿地など、1年中水がある環境を好む生き物。かつては練馬でもよく見られましたが、近年は水田や水路の減少などにより、残念ながら、自然の中でホタルを見ることはほとんどなくなっています。

 中里郷土の森では、開園した平成29年当初から、飼育室、および敷地内の小川などでヘイケボタルを飼育してきました。

 地域の方々にも飼育にご協力いただき、近年では自然繁殖も確認されるまでに。ホタルにとって良い環境を整えてもらった証のようで、これからも楽しみですね。

今年のホタルの状況

今年一番乗りで羽化したホタル

 今年の羽化の一番乗りは4月30日で、例年より少し早めでした。

 室内で羽化するホタルの数はこれまでで最も多くなっています。6月末時点で約600匹が羽化しており、羽化は7月末まで続く見込みです。ちなみに、昨年(2020年)の最終的な羽化数は約400匹でした。

 屋外のホタル(自然発生)も順調に羽化しています。

寄付者対象のホタル観察会を予定しています

令和2年7月の体験会の様子

 令和3年7月、「中里郷土の森プロジェクト」に寄付いただいた方をご招待し「ホタル特別観察会」を開催予定です。

 ホタル観察のコツは、暗闇に目を慣らしておくこと。そうすると、ホタルの淡い光もすぐに見つけられますよ。参加を予定されている皆さま、楽しみにしていてください ♪

前回の体験会の様子

練馬区立中里郷土の森の場所

練馬区大泉町1-51-2
中里郷土の森公式サイト

※「中里郷土の森」は、どなたでも無料でご来園いただけます。
※ご来園の際は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対策にご協力をお願いいたします。

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