ブログ

【取材記事】きたっぱら憩いの森でモルック大会&自転車タイムトライアル! ねりまの森こどもフェスタ(2025春)をレポート

2025年6月19日|カテゴリー:ねりまの森サポーターズ応援プロジェクト

練馬区内で森や緑地を管理する区民団体が、それぞれの森の魅力を活かしたイベントを行う「ねりまの森こどもフェスタ(2025年春)」。今回は、5月25日(日)に「きたっぱら憩いの森」(谷原3-9)で開催された「モルック大会&4輪自転車タイムトライアル」の様子をレポートします!

木の音色が心地よい♪ 北欧生まれの「モルック」に挑戦!

朝10時からイベントはスタート。あいにくの曇り空の中、1組、2組…と親子連れがやって来ました。

ちょっぴり心配なお天気でしたが、きたっぱら憩いの森には、木々が天然のドームのように生い茂っています。自然によって作られたこの屋根のおかげで、少しくらい雨が降っても遊べるのだそうです。

カキーン! コンッ!と 心地よい木のぶつかる音が聞こえてきます。森の中心で行われているのは、フィンランド生まれのスポーツ「モルック」。木製の棒(モルック)を投げて数字が書かれた木製のピン(スキットル)を倒し、得点を競います。

モルックに使用されるモルックとスキットル

「モルックは、小さな子どもから年配の方まで、年齢や運動経験に関わらず誰もが一緒に楽しめるスポーツなんです」と話してくれたのは、きたっぱら憩いの森を管理している区民団体「明治大学校友会練馬区地域支部」の川部さん。

きたっぱら憩いの森で定期的に清掃活動も行っており、活動後にみんなでモルックを楽しむこともあるそうです。川部さんは「将来的には支部対抗のモルック大会も開催したい」と、熱意たっぷりに語ってくれました。

明治大学校友会練馬区地域支部の川部さん

普段投げ慣れているボールとはまったく違う形のモルックに、子どもたちは少し戸惑いの表情を浮かべることも。しかし、スタッフから投げ方のアドバイスを受けながら何度か挑戦するうちに、独特な感触に少しずつ慣れていったようです。バウンドさせたり転がしたりと、下手投げであればモルックの投げ方は自由。狙いを定めた一投でスキットルが「コーン!」と軽快な音を立てて倒れると、誇らしげな顔を見せていました。

「下から投げるのはちょっと難しかったけど、楽しかった! もう一度やりたい」

「モルックは思ったより重かったけど、いい音がするのがうれしかった」

デコボコ道を進め! 4輪自転車タイムトライアル

「4輪自転車タイムトライアル」も行われました。子ども用のバギーで定められたコースを走り、タイムを競います。

「よーい、スタート!」の合図で、子どもたちは一生懸命ペダルをこぎだします。ペダルの重さに驚く子どもを、保護者が後ろからサポートしながら進むことも。コースには少しデコボコした場所もあり、バランスを取りながらハンドルを操作するのはなかなか大変そうです。子どもたちが普段乗っている自転車とは勝手が違うようで「ペダルが重くて動かない!」「まっすぐ進むのが難しい」と驚きながらも、笑顔でペダルをこぐ姿が印象的でした。

お母さんと妹も後ろから応援!

「自転車より難しい!」

風を切って走る爽快感と、ちょっぴり難しいマシンを乗りこなす達成感。子どもたちにとって、忘れられない体験になったことでしょう。

また、同時開催の森のクイズラリーを楽しむ子どもたちの姿もありました。

練馬区内11か所の憩いの森や緑地が、6月30日までの期間限定で謎解きの舞台に大変身。森の中に設置されたクイズに挑戦し、2か所以上クリアすればオリジナル景品をゲットできます。解答用紙はクイズが掲示されている森と景品交換所で配布しているので、ぜひ参加してくださいね。

掲示されているヒントをよ〜く見て、クイズに答えよう!

次回のねりまの森こどもフェスタのイベントは、6月28日(土)に「西本村憩いの森」(大泉学園町2-23)で開催されます。西本村憩いの森を管理している区民団体「西本村憩いの森ファンクラブ」が草引っこ抜き競争とスタンプラリーを企画。開催時間は9時30分から11時30分までです。ぜひ足を運んでみてください!

ねりまの森こどもフェスタ イベント概要

≪参加方法≫当日会場へお越しください(事前予約不要・参加費無料)
※会場に駐車場はありません
詳細はこちら

練馬のみどりを未来へつなぐための寄付を募集中!

練馬みどりの葉っぴい基金「ねりまの森サポーターズ応援プロジェクト」は、憩いの森等を管理する区民団体の活動用具の充実に寄付金を活用し、ねりまの森を守り育てる活動を支援していきます。皆さまのご支援をよろしくお願いします!
詳細はこちら

この記事をシェアする
ページの先頭に戻る