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【取材記事】高松みらいのはたけで「寄付御礼 夏野菜収穫体験」を開催しました!

2023年8月31日|カテゴリー:(仮称)農の風景公園プロジェクト

令和5年(2023年)7月1日(土)~3日(月)、高松みらいのはたけ(高松2-23-17)で練馬みどりの葉っぴい基金「(仮称)農の風景公園プロジェクト」の寄付者を対象に、「夏野菜収穫体験」を開催しました。幼児からシニアまで、集まった参加者は3日間で30組64名。立派に育ったトウモロコシ、枝豆、ジャガイモ、ミニトマト、ピーマン、ナスの夏野菜を、区委託事業者のJA東京あおばスタッフの指導を受けながら収穫しました。

子どもから大人まで、楽しく収穫体験!

今回の収穫体験は、寄付者へ配付されたチケット1枚につき、トウモロコシ2本、枝豆2株、ジャガイモ1株、ミニトマト1房、ピーマン・ナス1個ずつ。炎天下なので水分補給などの注意喚起を行い、さっそく収穫体験へ!配付されたビニール袋を手に畑へ入ります。

良く晴れた青空のもと、いざ収穫!

まずは枝豆の収穫。JA東京あおばスタッフの矢作さんの指導を受け、各々好みの枝豆を探します。

ビニールに開けられた穴には2株の枝豆が植えられています

2歳の男の子も収穫初体験!「この枝豆おいしそう~」

つぎはトウモロコシ畑に移動。ここで育てられている品種は黄と白のバイカラー。まずは採りごろの見分け方、収穫方法のレクチャーを受けます。

ぐんぐん育ったトウモロコシ! 抱っこされながら移動する子ども

トウモロコシ収穫のポイントは、実の大きさと茎に対しての傾き具合だそう。分からなかったら軽く皮を剥いて実を確認します。収穫方法は、茎を持って実が傾いている方へさらに倒すようにして茎からもぎ取ります。それぞれ2本収穫でき、皆さん満足の様子でした。

大きなトウモロコシをゲット!

続いてジャガイモの収穫をしました。支柱の周りの1株を掘り起こします。

あちこちから参加者の歓声が上がりました

どんどん出てくるジャガイモにびっくり! 素揚げにしたらおいしそうな小さなものから、子どもの顔くらいの大きなものまで。普段触らない土に触れる楽しさもあり、畑からは参加者の歓声が上がっていました。スーパーで買う一袋よりもいっぱい! ビニール袋がずっしりと重たくなりました。

つぎはミニトマトの収穫へ。楕円形のアイコという品種で、赤と黄のミニトマトがたわわに実っています♪

みずみずしくハリがあるミニトマト

ナスとピーマンは収穫時期より少し早く、今回はそれぞれ1個ずつの収穫でした。

ナスはトゲがあるのでハサミを使って慎重に収穫

収穫後には、参加者がスタッフに保存方法や調理方法を質問する姿も見られました。トウモロコシは皮を剥いてラップをして冷蔵庫へ。すぐ食べるのなら皮付きのままレンジ加熱がおすすめ。枝豆は枝や葉に養分が行ってしまうので、実を外してから冷蔵庫へ。できれば採れたてを茹でたほうがおいしいなど。畑のプロからアドバイスが受けられるのも収穫体験の醍醐味です。

「高松みらいのはたけ」では野菜が元気に育っています!

今回の収穫指導をはじめ、畑を管理しているのは運営委託先のJA東京あおばの皆さんです。畑の管理を行うスタッフの芹沢さんは、「昨年から植え付けはしていましたが、本格的な作づけ計画は今年から。問題なく育っています!基金で調達したトラクターも活躍していますよ」と話します。

ラッピングトラクターは実用としてはもちろん、撮影スポットとしても活躍中!

収穫体験も楽しいけれど、種まきや中間作業を体験できる「栽培体験」もおすすめ。「自分がお世話をした作物の収穫は喜びもひとしおだと思いますよ!」とのことでした。

多目的室では「畑のスープの会」も初開催!

令和5年(2023年)7月2日(日)、管理棟の多目的室では、NPO法人 自然工房めばえの皆さんの協力で「畑のスープの会」を初開催! 「これからも地域の団体と協力して、農と関わる食育イベントを開催していきたいです」と話すのは、練馬区都市農業課の原井さん。ホームページ、アプリ「とれたてねりま」と園前の掲示板で告知を出したところ、予想を上回る申し込みがあったそう。収穫体験から参加される方もいて、大変賑やかな会となりました。

大量の野菜を洗うのは子どもたちの役割!

大人と上級生のボランティアが多目的室のキッチンでスープを仕上げました

食育イベントを想定して、多目的室にはキッチンが完備されています。みらいのはたけで採れた野菜をたっぷり使ったスープを94食分配布しました。

地域に根付いた畑に…今後のイベントも要チェック!

イベントには親子でのご参加が多く見られました。「近所にこの畑ができたので、子どもに体験させたくて寄付に申し込みました」というお母さんの声も。

春日町にお住まいの男性は「練馬区のみどりのために」と、「(仮称)農の風景公園プロジェクト」のほか、牧野記念庭園や中里郷土の森など、さまざまなプロジェクトに寄付されたそう。「このようなイベントがあればまた行きたいです!」とうれしそうに話してくれました。

園前の掲示板でイベントを知って参加したという近隣の方も多く、今春、開園したばかりですが、地域に根付いた畑になりつつあります。

園前の掲示板(2023年7月2日撮影)

「(仮称)農の風景公園プロジェクト」に寄付をしていただいた皆さま、ありがとうございました。

これからも「高松みらいのはたけ」では収穫体験、マルシェ、食育イベントなどを開催予定。普段は区報、区ホームページ、SNSなどで情報発信していきますので、ぜひご注目ください!

区ホームページはこちら

高松みらいのはたけ公式X(旧Twitter)もぜひご覧ください!
@t_mirainohatake

所在地:東京都練馬区高松2-23-17

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